
XMの出金方法は、クレジットカード・オンラインウォレット・銀行送金を利用する事ができます。
ただ、いくつか注意点があるので全て押さえた上で出金するようにしましょう。
もしあなたがXMの出金方法を見た上で入金手段を決めたいという事であれば、以下の記事で入出金の手数料・速度比較を行っているので、参考にどうぞ。
⇒【XMの入金方法】一番お得に入金できる方法と各手順を解説!
それでは、初めに出金方法一覧と手数料一覧からご覧ください。
XMの出金方法と手数料まとめ
XMの出金方法は、海外銀行送金とクレジットカード・オンラインウォレットのみです。(2020年現在)
入出金方法の違いについて、手数料と時間でまとめたので参考にしてください。
手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
---|---|---|---|
海外送金 | 4,000円程度 | 1万円 | 2~5営業日 |
VISA | 412~826円 | 500円 | ~2カ月 |
JCB | 不可 | 不可 | 不可 |
bitwallet | 412~824円 | 500円 | ~24時間 |
SticPay | 1.5%+800円 | ||
BXONE | 1%(最低2000円) | ||
| | | |
出金手数料は上記の通りです。
各出金手順を確認する前にいくつか確認しておくべき注意点があるので、チェックしておきましょう。
XM出金時の注意点
XMで出金する前に確認しておきたい注意点は以下の6つ。
- 入金方法と出金方法は同じ
- 複数手段で入金した場合は優先順位がある
- 海外銀行出金以外は入金額が限度
- ビットコインは非対応
- 出金するとボーナスは消滅する
- 証拠金維持率が150%未満だと出金できない
それぞれ補足しておきます。
入金方法と出金方法は同じ
入金方法と出金方法は同じにする必要があります。
クレジットカードで入金した人はクレジットカードで出金しましょう。
bitwalletで入金した人はbitwalletで出金する必要があります。
複数手段で入金した場合は優先順位がある
入金方法と出金方法が同じである必要がありますが、複数手段で入金した場合の出金方法にも順番があります。
- クレジットカード
- オンラインウォレット
- 海外送金
例えば、クレジットカードとオンラインウォレットで入金した場合は、以下の順番で出金するようにしましょう。
1)クレジットカード入金分をクレジットカードで出金
2)オンラインウォレット入金分をオンラインウォレットで出金
もしあなたがFX取引で利益を出していた場合、利益分は海外銀行送金を使う必要があります。
海外銀行出金以外は入金額が限度
クレジットカード、デビットカード、オンラインウォレットでは、入金額以上の出金はできません。
つまり、出た利益の出金に関しては海外送金を利用する必要があります。
以前はビットウォレットで入金額以上の出金ができたのですが・・・現在は海外送金だけです。
ビットコインは非対応
ビットコインによる入金・出金の差サービスは2019年5月で終了しています。
現在は、入金出金のどちらにも対応していませんので注意してください。
参考:【最新】XMでビットコイン取引はできません。入金出金も非対応!
出金するとボーナスは消滅する
XMは口座開設や入金でボーナスがもらえますが、ボーナスは証拠金ではないので出金することができません。
口座から出金すると、同じ割合だけボーナスも消滅してしまいますのでご注意ください。
証拠金維持率が150%未満だと出金できない
ポジションを持っていなければ全額出金する事ができます。
ただ、ポジションを持っていた場合は証拠金維持率が150%以上である必要があります。
万全を期すためにもポジションを手仕舞いした上で出金手続きに移った方が安全ですね。
それでは各出金方法の手順を確認していきましょう。
まずは、銀行送金から。
XM:銀行送金での出金方法
手数料 | 2万円以上で無料 |
---|---|
最低出金額 | 20,000円 |
反映時間 | 2~5営業日 |
実質手数料 | 4000円程度 |
入金額以上の出金(利益分)に使えるのは銀行送金のみです。
銀行送金は手数料が高く2000~4000円程度かかってしまいます。
2019年時点で、以下の銀行はXMからの出金非対応なのでお気をつけください。
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行(ネット支店のみ不可)
- ジャパンネット銀行
- 新生銀行
- じぶん銀行
これらの銀行は海外送金に対応していないため、出金の際は別の銀行口座を使うようにしましょう。
XMのために新しく銀行を作りたい方はソニー銀行がおすすめです。
銀行送金手数料とソニー銀行について
銀行送金用の銀行口座を開設するのであれば、ソニー銀行がおすすめです。
なぜならソニー銀行は、被仕向送金手数料が無料だからです。要は手数料が安いという事。
そもそも、海外銀行の送金は「XM側の銀行→中継銀行→受け取り銀行」の順番であなたの手元にやってきます。
XM側の銀行から中継銀行へ送金する時の送金手数料はXMが負担してくれますが、それ以外の2つの手数料を負担しなくてはいけません。
- 中継手数料…中継銀行を通すときの手数料
- 被仕向送金手数料…日本の銀行が受け取る手数料
中継銀行は銀行によって指定されているので、選ぶことが出来ません。
被仕向送金手数料は以下の通り。
銀行名 | 被仕向送金手数料 |
---|---|
ソニー銀行 | 無料 |
三菱UFJ | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) |
みずほ銀行※ | 2,500円 |
三井住友銀行 | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) |
住信SBIネット銀行 | 2,500円 |
楽天銀行(個人) | 2,450円 |
楽天銀行(法人) | 2,000円 |
りそな銀行 | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) |
北海道銀行 | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) |
北洋銀行 | 1,500円+送金額0.05%(最低2,500円) |
埼玉りそな銀行 | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) |
横浜銀行 | 1,500円+送金額の0.05%(最低2,500円) |
西日本シティ銀行 | 2,500円+送金額0.05%(最低2,500円) |
福岡銀行 | 送金額の0.05%(最低2,500円) |
沖縄銀行 | 1,000円 |
※インターネット支店は海外からの送金に対応していません。
ソニー銀行であれば非仕向手数料が無料なので、中継銀行の手数料(2000~2500円)程度で済むでしょう。
それでは、銀行送金の出金手順を確認していきます。
マイページにログインして「資金の出金」をクリック
まずはマイページへログインしたら資金の出金を選択してください。
出金方法一覧で「International Wire Transfer」を選択
出金方法を選択しましょう。優先順位は「クレジットカード」→「オンラインウォレット」→「銀行送金」の順番ですよ。クレジットカードで入金した人は先にクレジットカードで出金する必要があります。
受取人の情報をアルファベットで記載(名前・住所・口座番号)
「全角カナ表記」の指定がある部分以外は、基本的にアルファベット、ローマ字で入力していきます。
また、住所は海外表記のため、日本語と逆の順番で入力する必要があります。
住所の英語表記は、JuDressというサイトを使うと簡単に調べることができます。
自分の住所を入力して変換ボタンを押すだけで、英語表記になった住所が生成されるので、入力の時はそれをコピーして貼るだけでOKです
http://judress.tsukuenoue.com/
受取人銀行を入力
(受取人銀行が「みずほ銀行 日本橋支店」の場合の入力例画像)
先ほどと同じように、日本語の情報はアルファベットのローマ字表記で入力していきます。
「銀行の名前+支店名」で検索すると、支店情報が記載された銀行の公式ページがヒットしますので、住所や支店コードといった情報は、そこからコピーしてくるのが早いです。
(海外表記の住所も支店ページに記載されています)
なお、銀行名は一覧から選択します。
自分の使っている銀行が一覧にない場合は「others」を選択してください。
また、支店名は「〇〇 BRANCH」と表されます。
上の入力例の画像では「みずほ銀行 日本橋支店」を例に挙げていますので、銀行名は「MIZUNO-BANK」
支店名は「NIHONBASHI BRANCH」となっています。
SWIFTコードは日本の金融機関のSWIFTコード一覧を参考に、自分の使っている銀行のコードを調べてみてください。
仲介銀行は記入不要
「仲介銀行」は特に何も記入しないでOKです。
銀行によっては仲介銀行が複数あるので、選びたい場合は記入しておくと良いでしょう。
出金額を入力し「リクエスト」をクリック
出金額を入力してリクエストをクリックすると完了です。
続いては、クレジットカードの出金方法を確認していきます。
XM:クレジットカードでの出金方法
対応カード | VISA(JCBは入金のみ可) |
---|---|
手数料 | 無料 |
最低出金額 | 500円 |
反映時間 | 最大2カ月 |
実質手数料 | 無料 |
クレジットカード・デビットカードは出金ではなく、入金した分だけ「返金処理」という形で出金されます。
よって、入金額以上の利益は銀行送金での出金となります。
また、対応しているカードの種類が限られていて、JCBのカードだと返金処理ができません。(JCBのカードから入金した分を出金する場合は、海外銀行送金での出金となります)
さらに、着金にかかる日数もカード会社によって異なっていて、2カ月程度かかるところもしばしば。
不便かもしれませんが、クレジットカードは出金時の優先順位が1番なので、まずはじめに出金手続きをする必要があります。
それでは出金手順を確認していきましょう。
マイページにログインして「資金の出金」をクリック
出金方法一覧で「Credit/Debit Cards」を選択
クレジットカードもしくは、デビットカードを選択しましょう。選択した出金額を入力していきます。
出金額を入力し、リクエストをクリック
出金額を入力し、リクエストをクリックしましょう。
これでクレジットカード/デビットカードでの出金は完了です。
クレジットカード/デビットカードでの出金と、次に紹介するオンラインウォレットでの出金は入金額以上の出金が出来ない事に注意してください。
最後にオンラインウォレットでの出金方法を確認していきます。
XM:オンラインウォレットでの出金方法
入金手数料 | 出金手数料 | |
---|---|---|
Bitwallet | クレカ:3.85% 銀行振込:1% | 412~826円 |
Sticpay | クレカ:4%~5% 銀行振込:0.5% | 1.5%+800円 |
BXONE | クレカ:4%~5% 銀行振込:1%(※2) | 1%※ |
※最低2000円の手数料がかかります。
オンラインウォレットにはbitwalletとSTICPAYとBXONEの3種類があります。
どの出金方法を利用しても、XM側でかかる手数料は無料です。
ただ、それぞれのオンラインウォレットから各自の銀行に出金する際に手数料がかかります。
ビットウォレットから国内銀行へ送金する場合の手数料はわずか824円と、他の送金方法に比べて格安でしょう。
また、着金までのスピードも速く、非常に便利なサービスです。
スティックペイの場合、口座から国内の銀行へ送金する場合は出金額の2.5%+600円が手数料としてかかります。
こちらはビットウォレットと比較すると、少々割高かもしれません。
BXONEも1%の手数料で、手数料が2000円未満の場合は2000円が手数料としてかかるのでお勧めはできないでしょう。
それではbitwalletの出金方法を確認していきます。
マイページで「資金の出金」をクリック
マイページで資金の出金をクリックすれば、残りの手順は他の出金方法と同じです。
出金方法一覧で「bitwallet」を選択
bitwallet出金は、bitwallet入金をしていないと出金する事ができません。また、入金額以上の出金はできない事にも注意してくださいね。
bitwalletを選択したら、メールアドレスと金額を入力していきましょう。
bitwalletの登録メールアドレスと出金額を入力
こちらは入金時と同じメールアドレスにしてください。出金額を入力したら、出金手続きへ進みましょう。
出金優先手続きのチェックを入れ、リクエストをクリック
出金優先手続きのチェックを入れ、リクエストをクリックしてください。
これでビットウォレットの出金は完了です。
その他、各ウォレットの安全性や手数料等は以下の記事にまとめてあります。
各入金方法の詳しいやり方とオンラインウォレットの安全性については以下の記事を参考にしてください。
【XMのbitwallet】入金額以上の出金ができない点に注意
【XMのSTICPAY】入出金と手数料について分かりやすく解説
【XMのBXONE】入出金と手数料について分かりやすく解説
それぞれの出金方法の違いを見てきました。
XMの出金方法に関する注意点がいくつかあるので、紹介していきましょう。
XMの出金まとめ
以上、XM(エックスエム)の出金方法・手順と注意点をまとめて紹介してきました。
もう一度各出金方法をまとめておきましょう。
手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
---|---|---|---|
海外送金 | 4,000円程度 | 1万円 | 2~5営業日 |
VISA | 412~826円 | 500円 | ~2カ月 |
JCD | 不可 | 不可 | 不可 |
bitwallet | 412~824円 | 500円 | ~24時間 |
SticPay | 1.5%+800円 | ||
BXONE | 1%(最低2000円) | ||
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海外FXに慣れていない人はどうしても出金に不安を感じてしまうかもしれませんが、XMは海外の金融庁からしっかりライセンスを受けているFX業者です。
こちら側が出金時の操作でミスをしない限りは、何か問題が起きることはありません。
出金拒否になってしまうケースは、XMで出金拒否される10つのケースとは?【知らないと損する】をご覧ください。
その他、XMの取引マニュアルは以下ページにまとめてあるのでどうぞ。